So-net無料ブログ作成

「ダンケルク」観てきました。ちょいネタバレ有り [映画の話]

IMAX試写で「ダンケルク」観てきました。
dank.jpg
ノーラン監督の実話戦争物でダンケルクっていう場所の話らしい、くらいの前知識しか無い状態で行ってしまったのですが…あらかじめ史実をある程度知ってた方が絶対面白い映画だと思います。

というのも「有名な話だから誰でも知ってる」という前提の映画だから。一応最初にちょろっとテロップで「どことどこが敵で味方で、ダンケルクがどこにあって、いま何が起こってるのか、これから何をしようとしてるのか」説明されるのですが、それが「どういう状況なのか」をちゃんと理解する前に話がどんどん進んじゃって。
第2次世界大戦時のヨーロッパ戦線の知識が全く無いとちょっとつらい。メッサーシュミットとスピットファイヤーがシルエットで区別が付かないと、空中戦になったときに「え? 今どっちが勝ってんの?」ってなる(^.^;)←映画続けて観てればもちろんわかるんですが、その瞬間瞬間でわからないともったいないなあと。

監督のインタビューによると「戦争映画」ではなく「サバイバルサスペンス」であると。そんな感じそんな感じ。ノーラン風「九死の一生スペシャル」でした。過酷な状況の中をいかにして生き残るか、というお話。

一応主人公に当たる青年はいますが、海陸空それぞれの場所で「生き残るために」「助けるために」いろんな人がいろんな方法で頑張ってるのを、3つの異なる時間軸が同時に進行するという特殊な演出で観る映画です。

違う時間軸ですよ〜と冒頭でちゃんとテロップが出るので、それ自体は別にネタバレでも何でもないのですが、なんの説明もなくさらりと消えちゃうので、本当の意味がわかると、その複雑な作りに感心しまくり。さすがノーラン監督。
わかって観てると、それぞれのエピソードで「あ、これ、さっきと同じシーンを別方向から見てるやつ」というのが何度かあって面白いです。

IMAXの音と音楽は、サスペンス感を盛り上げるのにぴったりで、迫力満点でよかった。

主人公の青年は若い頃の本田恭章に似ている。もう1人は萩尾望都が描きそうな巻き毛青年(^-^)


〜〜〜
ここからはネタバレ有り。


最初の方で青年2人がアイコンタクトだけでお互いに何をしようとしてるのか把握して、行動するのがちょっとおもしろい。

サバイバル物なので、ゾンビ映画とかパニック系はみんな同じですが、映画の途中でどんなに助かりそうないい状況になっても、あたりまえだが絶対に「失敗する!」のがしんどい。乗る船乗る船、何度沈むんだよ〜〜(>_<)

違う時間軸が同時進行、という演出はおもしろいんですが、そのせいで1週間も「空軍はなにやってるんだ、早く助けに来てくれい〜〜」と陸がピンチの中じりじりしてるのに、映画では冒頭で空軍出動してるので、観客にその絶望感が伝わりにくいという弊害があるような気がする。

史実では900くらいの民間船がダンケルクまで行ったらしいのですが、CGを使わないことにこだわるノーラン監督なので、船が少なくてしょぼい。…いや、ダンケルクがどのくらいの広さなのかよくわからないので、1カ所に着く船の数はあんなものなのだろうか? 
30万人の兵士を帰還させる話なんだけど、画面ではせいぜい1000人単位しか助かってないので、史実を知らないで観てると「これはイギリス軍上層部と広報が嘘をついてて、本当はこれだけしか助からなかったという話なんだろうか?」と思ってしまった。

日本で「ダンケルク九死に一生スペシャル」作ったら、あそこはわんさか船が来る感動シーンなんだろうな。

そんなこんなで、迫力満点の面白い映画でしたが、映画館では1回観ればいいかな…(^.^;) ←こんなことを言えるのも、IMAXの大画面大音量という最高の環境で充分堪能できたからなので、観に行く人はIMAXで是非!
2回目以降は、家でいろいろ確認しながら見たら楽しそう。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。